セミナー・勉強会・イベント詳細第53回日本糖尿病学会近畿地方会 第52回日本糖尿病協会近畿地方会

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第53回日本糖尿病学会近畿地方会
会長 稲葉 雅章
大阪市立大学大学院医学研究科
代謝内分泌病態内科学・腎臓病態内科学

糖尿病をもつ人々は、年々増加の一途をたどり、我が国ではその予備群もふくめ2210万人とも推定され、糖尿病とその合併症の予防、治療と対策は、医療のみならず社会的に重要な問題となっています。特に、近年の生活習慣の変化による若中年の肥満者や高齢者の増加にともない、糖尿病合併症に対する治療対策の重要性が増しています。糖尿病合併症は、腎症、神経障害、網膜症および動脈硬化症による心血管疾患が主体であり、生活の質(QOL)や寿命に大きく影響をあたえています。近年は、これらの合併症にくわえて、歯周病、認知症、骨疾患・筋肉障害、がんとの関連性が新たに注目されつつあります。一方、その治療対策として、インクレチン関連薬、SGLT2阻害薬、インスリン製剤などの新たな治療薬の導入、持続血糖モニターシステム、インスリンポンプ治療などの進歩、臨床エビデンスの確立、医師・コメディカルチーム医療や医療連携の活性化などにより、その治療戦略も大きく変貌しつつあります。

このような現況において、日本糖尿病学会近畿地方会は、糖尿病学の最先端研究の学術集会として、実臨床における症例・臨床課題等を医師・コメディカルスタッフが議論する場として、また、糖尿病専門医、糖尿病療養指導士などの教育研修機会の場として、年1回近畿地方において開催され、その開催意義はますます重要となっております。本学会の発表演題数と参加者は年々増加しており、 近年は1800名以上の参加者により盛会裏に行われております。また、良質な医療について糖尿病をもつ人々とともに考える場として、日本糖尿病協会近畿支部による日本糖尿病協会近畿地方会も同時に開催されております。

今般、主宰を拝命しました第53回日本糖尿病学会近畿地方会は、平成28年11月12日(土)に、大阪国際会議場の14会場にて開催予定であります。『糖尿病合併症抑制をめざしたトータルマネージメント』をメインテーマとして、特別講演1、治療・合併症等に関するシンポジウム2、教育講演5、一般口演演題約300題、糖尿病専門医のための指定講演2、ランチオンセミナー12、企業展示等を予定すべく鋭意準備を進めております。また、同時に第52回日本糖尿病協会近畿地方会の開催も予定されております。

本会の開催を通じて、糖尿病をもつ人々のより良い健康長寿をめざし、糖尿病学と医療の進歩、また、ご参加いただきます皆さまのキャリアアップに少しでも貢献できましたら幸いかと考えております。つきましては、糖尿病学会会員、関係者の皆さまの多数のご参加と活発なご発表、議論を心より期待しお待ちしております。

  • カテゴリ
    栄養士
  • 主催
    大阪市立大学大学院医学研究科 代謝内分泌病態内科学・腎臓病態内科学
  • 日程
    2016/11/12 (土)
  • 時間
    -
  • 開催地
    大阪府
  • 会場

    大阪国際会議場
    〒530-0005 大阪市北区中之島5丁目3番51号
    TEL:06-4803-5555 FAX:06-4803-5620
    URL: http://www.gco.co.jp/

  • 参加費

    -

  • お問合せ先

    大阪市立大学大学院医学研究科 代謝内分泌病態内科学・腎臓病態内科学
    担当 : 絵本 正憲
    〒545-8585 大阪市阿倍野区旭町1-4-3
    TEL:06-6645-3806  FAX:06-6645-3808

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