セミナー・勉強会・イベント詳細糖尿病診療-最新の動向-医師・医療スタッフ向け研修講座-第40回[東京会場]

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10:00~
開会の挨拶

10:05~
「糖質摂取をめぐる諸問題・医師からの意見」
大杉 満(国立国際医療研究センター病院 糖尿病内分泌代謝科)
さまざまな疾患を持つ患者のためや、健康増進のための食事のガイドラインが見直されつつある。糖尿病治療の分野でも、三大栄養素の摂取比率に対する議論がなされ、なかでも体重に対する効果や血糖値に対する影響の面で糖質摂取量に関する議論が展開された。現在までの糖質摂取や食事療法のエビデンスをまとめ、医師として診療に役立つような食事療法の視点を提供したい。

「糖質摂取をめぐる諸問題・栄養士の立場から」
趙 蘭奈(国立国際医療研究センター病院 栄養管理室)
近年糖質制限が注目を浴びており、糖尿病の食事療法においても糖質制限が減量や血糖改善等の効果をもたらす報告がされています。一方で、糖質制限による栄養素の過不足や摂取比率の変化が合併症発症等へ与える影響については、十分なエビデンスが揃っているとは言えず継続的な検討がなされています。本講では当院での栄養食事指導の実際と特別治療食について、糖質摂取に重点を置いてお話し致します。

11:40~
昼食休憩

12:40~
「実践!糖尿病患者のやる気を引き出すアプローチ」
岡崎研太郎(名古屋大学大学院医学系研究科 地域総合ヘルスケアシステム開発寄附講座)
糖尿病の治療においては、食事・運動・服薬・血糖自己測定・インスリン自己注射など、患者のセルフケア行動が大きな割合を占めている。このため、医療者にとっては、いかにして患者のセルフケア行動に対するモチベーションを高めるかが課題の一つである。今回は診療現場で役立つ患者とのかかわり方について、エンパワーメントの観点を踏まえ、ペアワークなどを取り入れた参加型のスタイルで、ともに学び、スキルを高める場としたい。

14:15~
休憩

14:25~
「炎症から診た糖尿病網膜症」
片井直達(国立国際医療研究センター病院 眼科)
糖尿病網膜症は、高血糖の持続により網膜毛細血管が障害され発症しますが、最近の研究からその病態に慢性炎症が重要な役割をすることが明らかになってきました。一方、詳細な眼底観察の出来る光干渉断層計(OCT)の実用化により侵襲なしに網膜毛細血管の描出や組織切片の様な網膜断層を撮像可能になりました。そこで本講演は、糖尿病網膜症と炎症との関わりと実臨床でのOCTを使った炎症と網膜症の診かたについてご紹介いたします。

15:10~
閉会の挨拶

15:20
終了

  • カテゴリ
    栄養士
  • 主催
    国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター
  • 日程
    2017/02/05 (日)
  • 時間
    10:00~15:20
  • 開催地
    東京都
  • 会場

    国立国際医療研究センター 研修棟5階 大会議室
    東京都新宿区戸山1-21-1

  • 参加費

    3,000円(テキスト代を含む)

  • お問合せ先

    国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター
    「糖尿病 医師・医療スタッフ向け 研修講座」 事務局
    〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
    E-mail:dm-inf1@hosp.ncgm.go.jp
    Tel.03-3202-7181(内線:2161)
    Tel.03-5273-6955(ダイヤルイン)
    Fax.03-3202-9906

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