セミナー・勉強会・イベント詳細一般社団法人 東京臨床糖尿病医会 第155回例会「ここまで来た、糖尿病腎症の重症化予防戦略!」
テーマ
ここまで来た、糖尿病腎症の重症化予防戦略!
内 容
◆ 開催あいさつ (15:30~15:35=05)
理事長(会長) 本田正志
司会:栗林伸一(三咲内科クリニック)
プロローグ「悲願! 糖尿病腎症克服は可能か?」 (15:35~15:45=10)
講師:栗林伸一(三咲内科クリニック院長)
【要旨】糖尿病腎症による慢性透析患者数は年々増加しており、学会や厚生労働省においても重症化予防に真剣に取り組み始めた。最近、従来とは違った治療法も脚光を浴びてきている。その背景を紹介し、本日の流れを説明する。
第1演題「糖尿病性腎症の基本戦略:チーム医療の効果の検証」 (15:45~16:25=40)
講師:守屋達美 先生(北里大学 北里大学健康管理センター 教授)
【要旨】腎症が非可逆的疾患といわれた時代は過ぎ,現在は如何に寛解にさせるか、重症化させないか、が大切とされる。その観点から腎症病期に応じた対応の必要性、チーム医療の効果とその検証の重要性についてお話ししたい。
<質疑応答> (16:25~16:35=10)
第2演題「ここまでわかった、腎症への運動効果」 (16:35~17:05=30)
講師:伊藤 修 先生(東北医科薬科大学リハビリテーション学 教授)
【要旨】運動は運動耐容能の向上、糖や脂質代謝改善などのメリットがあるが、腎疾患では運動が過度に制限されていることが少なくない。心血管系イベント減少や腎保護効果も有する腎疾患への運動療法の効果について紹介する。
<質疑応答> (17:05~17:15=10)
--------- コーヒータイム (17:15~17:30=15分) ---------
第3演題「糖尿病腎症の新しい治療戦略とインクレチン関連薬の使い方」 (17:30~18:00=30)
講師:今村茂樹 先生(千葉県循環器病センター 腎臓内科部長)
【要旨】従来の治療法に加え、近年、インクレチン関連薬やSGLT2阻害薬による腎保護作用が報告されてきている。本日は、インクレチン関連薬の効果も示しながら、私がベストと考える新しい糖尿病腎症の治療戦略について紹介したい。
<質疑応答> (18:00~18:10=10)
第4演題「腎保護を目的としたSGLT-2阻害薬の使い方」 (18:10~18:40=30)
講師:瀧端正博 先生(神奈川県糖尿病対策委員 三浦中央医院院長)
【要旨】EMPA-REG RenalでSGLT-2阻害薬は腎血管複合イベントを39%、顕性アルブミン尿への移行を38%、透析導入を55%減少させ、糖尿病腎症治療に有効であることを示した。本日は腎保護を目的としたSGLT-2阻害薬の使い方について明日から使える知識を提供したい。
<質疑応答> (18:40~18:50=10)
<ディスカッション> (18:50~19:00=10)
各演者の先生方とフロアーとの意見交換を行います
◆ 次回例会(156回特別例会)のお知らせ (19:00~19:05=05)
本田正志 先生(西川クリニック 足立区)
例会終了後に“懇親会”(無料)を行いますので皆様の奮ってのご参加をお待ち致しております。
- カテゴリ
- 栄養士
- 主催
- 一般社団法人 東京臨床糖尿病医会
- 日程
- 2017/04/01 (土)
- 時間
- 午後3:30~7:00
- 開催地
- 東京都
- 会場
砂防会館(別館)
東京都千代田区平河町2-7-5地図
- 参加費
会員ドクター 2,000円
会員コメディカル 1,000円
一般(医療従事者) 3,000円
- お問合せ先
一般社団法人 東京臨床糖尿病医会
- ホームページ
- メールアドレス
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