セミナー・勉強会・イベント詳細第53回日本循環器病予防学会学術集会
循環器病予防から見た臨床研究と疫学研究の接点
第53回日本循環器病予防学会学術集会を2017年、6月16日・17日に、京都市の京都大学医学部創立百周年記念施設 芝蘭会館とその周辺施設にて開催いたします。本学会は、1965年に心血管病の予防を理念として前身の日本循環器管理研究協議会が創設されて以来、疫学、臨床、看護、保健、栄養、行政などに携わる多くの方々の尽力により、循環器疾患に対しては「適切な対策をとることで大きな予防効果がある」ことを明らかにしてきました。さらに、超高齢化社会を迎えて循環器病予防の重要性が益々大きくなる中で、2015年には本学会と日本高血圧学会が共同して「高血圧・循環器病予防療養指導士」を認定するなど、医療福祉分野の様々な職種が協働することで、より充実した予防戦略につながることが期待されています。
そのためには、循環器疾患の予防や効果的な治療に結びつくエビデンス創出のための臨床研究や疫学研究が不可欠であり、今回の学術集会のテーマは、現職にあることも踏まえて「循環器病予防から見た臨床研究と疫学研究の接点」と致しました。小職が関係した第13回(安比・2000年)及び第24回(京都・2011年)の日本循環器病予防セミナーのテーマが、各々「疫学調査とEBMの技法を学ぶ」と「疫学研究と臨床研究のトータルマネージメント: EBM再訪」でしたので、一連の流れの中での総決算と位置付けています。本学術集会では、循環器病予防に関する最新の知見に関して、高血圧を含めた糖尿病や脂質異常症などの危険因子を対象とすることはもとより、臨床研究や疫学研究に関する諸問題にも焦点を当てていければと考えています。多様な領域の多彩な職種の方々が、それぞれの立場から予防戦略を議論することによって、循環器病予防の新しい局面を模索する機会となれば幸甚です。
また、シンポジウムや教育講演のほかに、特別講演では未生流笹岡の隆甫お家元から「科学と文化」に関するお話を頂くことや、市民公開講座では元ボクシング世界チャンピオンの井岡弘樹さんから、減量に関するお話を頂くことも企画しています。同じ道を志す多くの皆様のご参加と、多数の演題のご応募を心よりお待ち致しております。宜しくお願い申し上げます。
第53回日本循環器病予防学会学術集会会長
京都大学医学部附属病院臨床研究総合センター EBM推進部 特定教授
上嶋 健治
- カテゴリ
- 栄養士
- 主催
- 上嶋 健治
- 日程
- 2017/06/16 (金) ~2017/06/17 (土)
- 時間
- 9:00~
- 開催地
- 京都府
- 会場
京都大学医学部創立百周年記念施設 芝蘭会館(京都市左京区吉田近衛町)
- 参加費
直接お問い合わせください
- お問合せ先
株式会社コンベンションリンケージ内
〒604-8162 京都市中京区烏丸通六角下る七観音町634
TEL:075-231-6357 FAX:075-231-6354
E-Mail: 53jscdp@c-linkage.co.jp
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