セミナー・勉強会・イベント詳細重症患者管理に活かす数値・波形の読み解き方
Q.酸素療法中の患者。2時間前までSpO2 98%で推移していたのに92%まで低下した。あなたは何をする?
❶ 呼吸数を確認する
❷ 血液ガスを確認する
❸ 吸引する
❹ SpO2プローベをイジイジして測定ミスかどうかを確認する
Q.ABPの値は88/56で,NIBPは110/58だった。あなたは何をする?
❶ もう一度測り直す
❷ Aラインのゼロ点を確認する
❸ ABP値で管理する
❹ NIBP値で管理する
Q.昨晩まで会話していた患者が,朝から発語がなく痛み刺激で開眼する意識レベルになった。この患者のRASS評価とせん妄評価の可否について正しいのはどれ?
❶ RASS-3,せん妄評価は可能
❷ RASS-3,せん妄評価は不可能
❸ RASS-2,せん妄評価は可能
❹ RASS-4,せん妄評価は不可能
Q.術後2日目の患者。HRは80回/分(PAC散発)で推移していたが,突然120回/分(心房細動)になった。あなたは何をする?
❶ 抗不整脈薬の準備
❷ 除細動の準備
❸ 原因の検索
❹ とりあえず様子観察
ねらい・プログラム
このセミナーでは,クリティカルケア領域において見逃してはいけない数値や波形,即座に対応しなければいけない数値や波形,医師に伝えなければいけない数値や波形など,モニタリングの精度を高め,患者管理が上達するための「数値・波形の読み解き方」をクイズや動画を交えながら学習します。様々なデバイスが示す数値・波形の見方,スケールを用いた適切な評価のしかた,重症化を回避するための対応理由や根拠をエキスパートが実践知をもとにやさしく解説します。
午前(10:00~12:30)
●重症患者のモニタリングポイント
●症例学習part.1
午後(13:30~16:30)
●症例学習part.2
●まとめ・質疑応答
講師紹介
森口 真吾 先生
滋賀県立総合病院 集中ケア認定看護師
2003年看護師免許取得,2012年集中ケア認定看護師取得,2017年より現職。院内では日々患者と向き合いながら教育的立場として従事し,フィジカルアセスメントやせん妄ケア等の勉強会を多数開催。院外でも「楽しく学べる」をモットーに,クリティカルケア領域をはじめ,様々な領域の勉強会の企画・講師として活躍中。
辻本 雄大 先生
奈良県立医科大学附属病院 急性・重症患者看護専門看護師
2005年三重大学卒業後,国立循環器病研究センター入職,心臓血管外科病棟,ICUに配属。2011年大阪府立大学看護学研究科博士前期課程へ進学し,2013年急性・重症患者看護専門看護師取得。同年,奈良県立医科大学附属病院入職。2018年1月特定行為研修7区分修了。クリティカルケア領域の終末期ケアやシミュレーション教育に精力的に取り組む。
- カテゴリ
- 医療従事者
- 主催
- e-nus
- 日程
- 2018/10/14 (日)
- 時間
- 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:20
- 開催地
- 大阪府
- 会場
会場名:エル・おおさか 南館5F 南ホール 住所: 大阪府 大阪市中央区北浜東3-14
- 参加費
- お問合せ先
- ホームページ
- メールアドレス
コメント
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