セミナー・勉強会・イベント詳細管理栄養士・栄養士が行う食事提供・食事指導技術を考え直すシンポジウム
テーマ 管理栄養士・栄養士が行う食事提供・食事指導技術を考え直す
内容
「経口摂取を中心に」
コメンテーター:東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻
疫学保健学講座社会予防疫学分野 教授
佐々木 敏
「非経口摂取を中心に」
コメンテーター:武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科 教授
雨海 照祥
意見交換
座 長 : (社)日本栄養士会全国福祉栄養士協議会 会長
政安 静子
調査説明会
定員
100名
申込締切
平成23年6月30日(木)
申込方法
申込書・返信用封筒(80円切手貼付)を添えて、郵送でお申し込みください。
申込受付後、請求書兼払込票および受講票をお送りいたしますので、参加費のお支払い
手続きをお願いいたします。
(社)日本栄養士会全国福祉栄養士協議会シンポジウム係
〒101-0051千代田区神田神保町1-39
※既納の参加費につきましては、原則としてお返しいたしません。
- カテゴリ
- 栄養士
- 主催
- (社)日本栄養士会全国福祉栄養士協議会
- 日程
- 2011/07/16 (土)
- 時間
- 13:20~18:50
- 開催地
- 東京都
- 会場
エツサム グリーンホール(3階)
東京都千代田区神田須田町1-26-3 TEL: 03-3254-8787
- 参加費
7,000円 ((社)日本栄養士会 会員割引価格:5,000円)
- お問合せ先
(社)日本栄養士会全国福祉栄養士協議会シンポジウム係
〒101-0051千代田区神田神保町1-39
- メールアドレス
コメント
久しぶりの秋葉原&神田の街♪
テーマが「食事提供・食事指導技術を考え直す」ということ、
講演者の先生方が有名な方たちだったので、
聴講したい!と思って参加しました。
福祉協議会がメインということで、私みたいなフリーの人は全く見えませんでしたが。
内容は、職域関係ないすばらしいものでした。
経口摂取のパートでは、佐々木先生から
「今後ニーズが求められる、(栄養士・管理栄養士が活躍する)分野はどこか?」
「ニーズがないところにいつまでもいても、決して栄養士の数も質もよくならない」
「自分たちが、これだけがんばっているから、いいことがあるとは思ってはいけない」
などなど、厳しくもありがたいお言葉が続きました。
非経口摂取のパートでは、雨海先生からは
冗談も入りつつ、福祉協議会の人中心なので、優しい静脈栄養のお話を
中心に聞きました。
アセスメントツールを上手に使って、個々人の食習慣・食スタイルを把握し、
医療保険があがらないように、人々の健康を守るための
栄養療法はどうしたらいいか、という内容でした。
答えはそのまま出ていません。
しかし、なにかしらのヒントはあったと思います。
そして、1人でがんばらずに、職能団体である栄養士会の研修会で
自分と同じようにがんばっている栄養士と手を組んで、
職場での悩みを解決しようとしたり、
論文作成のためのデータ集めを共同作業でやったり、
そういうことができる場所でもあると感じました。
やはり民間の利益が必要なので、
コストパフォーマンスが高い研修会が多く見受けられますが。
栄養士会の研修会では、コストパフォーマンスがとてもいい研修が多いです。
また、座長の政安先生からの言葉では
「栄養士の地位確立のためには、自分たちで科学的根拠をもった栄養指導や栄養管理の
有効性を示さないといけない」
というのがありました。
ただ、だらだらと栄養士業務をやっている人のために、がんばっている人が
損する時代はそろそろなくなってくるのでは・・・?と思います。
ますます、「栄養士会がちゃんとやってくれない」とか
「政治家がちゃんとやってくれない」とか
「前任者(先輩・上司など)がちゃんとやってくれない」とか
相手や他人まかせで自分は「待っている・受身である」姿勢の人は
これから淘汰されてしまうかもしれません。
なにしろ、今は、病院や医師も地域住民の評判がよくなければそっぽを向かれて
経営存続できなくなる時代なのですから。
栄養士を管理栄養士を持っているからといって、あぐらをかいていられない職業だと
学生さんは認識してこの世界に入って欲しいな、と思います。
このコメントに刺激をうけましたので、書き込みします。
雨海先生は雑誌『臨床栄養』に寄稿されていたものを読ませていただき、
栄養の奥深さを教えていただいた…と思っています。
直接お話をお聞きしたことはありませんが…(地元の名古屋で御講演されないかな?)
また、その『臨床栄養』の六月号の特集は
『医師は臨床栄養学をどのように学んでいるのか』でした。
やっと、時代がここまできたか、と思います。
ただ、このチャンスを生かせるだけの力がある栄養士、管理栄養士がどれほどいるのか?実はかなり疑問です。細胞の構造レベルで、たとえばカリウム、カルシウムイオンがどのように働いて、生理活性物質のやりとりを行っているか?これを図に書いて説明できる管理栄養士さん、いますか?
そこまで理解していてこそ、指導に説得力が出るし、自分も自信を持って患者指導ができるのだ、と最近になって気づきました。
前述の方とおなじ意見です。どうか、学生さん、気楽に栄養学を考えないでね。深い世界です。そして、結果を出してこそ、認められる世界です。
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