セミナー・勉強会・イベント詳細頭と舌で感じよう！　嚥下調整食調理　実技実習【東京会場】

【調理実習】

＊ ゼリー食作り

・ いろいろな濃度、ゲル化剤の特徴を理解する

・ 食材と加水量の割合を変えて調理し、その出来上がりの違いを理解する



＊ 適切なとろみ調整食品の選択と使用方法

・ 数種類のとろみ調整食品を用いて粘度調整し、比較する



＊ ミキサーのかけ方と出来上がりの違い



【講　義】

＊ 嚥下食の給食マネジメント

・ 嚥下食導入時の注意点、厨房への落とし込み



＊ 摂食・嚥下障害者のアセスメントと嚥下調整食の決定



質疑応答







「ミキサーにかけ、ゲル化剤を入れたのに、固まらない」

「固まらないのに失敗していることにも気付けない」

「レシピがあっても同じものが作れない」



嚥下調整食とは、どれほど難しいものなのでしょうか。



まだ嚥下障害を十分理解できていない調理員が作ることも少なくない中で、

この出来上がりで大丈夫なのかと声をかけられても、栄養士自身が

よく分からず、適切な答えを出すことができていない場合があります。



嚥下調整食を作るためには、食材の特徴を知ることが必須であり、

これに加え嚥下調整食特有のとろみ調整食品やゲル化剤やミキサーなどに関する知識も必要です。



この調理実習では、これから嚥下調整食を導入しようと考えている、

また導入したけれどもうまくいっていない、という方のために、

嚥下調整食を作るにあたっての基本知識を確認し、

調理実験的に体験することで、ぜひ自施設の取り組みにつなげていただければと思います。