セミナー・勉強会・イベント詳細「知っておくべき水電解質・酸塩基平衡・輸液の基礎知識」と「腎臓病患者の栄養指導を実践するための知識と考え方」

＊好評をいただいております。今回も各地からご参加いただきます。

吉村吾志夫先生　菅野丈夫先生の
全4日間　第１日目　9/14(土)　第２日目　9/15(日)　9/14,9/15に終了
　2020年 第3日目　3/28(土) 　第4日目　 3/29(日)
「知っておくべき水電解質・酸塩基平衡・輸液の基礎知識」と
「腎臓病患者の栄養指導を実践するための知識と考え方」
　　　
　＊しっかりとした基礎知識を身につけましょう
　　栄養士 看護師 保健師 医療関係者様にもご参加いただいています

■講師
吉村吾志夫(新横浜第一クリニック　院長、昭和大学藤が丘病院腎臓内科　客員教授)
菅野丈夫 （昭和大学病院栄養科　科長補佐）

■本講座のねらい
本年度は、栄養指導に直結する「水電解質・酸塩基平衡・輸液の基礎知識」を取り上げます。
わからないまま、不十分な知識のままに通り過ぎてきたそれらの理解をしっかりと自分のものにして栄養指導に臨めるよう、すぐに役立つ講座内容となっています。
これらの知識は栄養士にとり、非常に重要なものです。正確な知識の習得は、様々な業務においても的確な判断が可能となり一歩進んだ成果をあげることにつながります。
今までの講座で、検査や腎臓の病気の知識を学びました。今回の内容から、なぜ食塩制限が必要なのか、水はどの様に体内で移動するのか、さらにその他の電解質の役割を知ることにより、栄養指導がどうしてこの様に行われるのか？その考え方や実際を明確に理解することができます。酸塩基平衡や輸液の知識も同様な意味で重要です。
今回の講座内容は腎疾患のみでなく他の病気の栄養指導をする際にも、活かしていけると考えられます。カンフェレンスで意見を求められる際や、クリニックを含み様々な施設での栄養指導の場面でも役立つものと考えています。

講座の後半では、前半の医師からの講義内容を踏まえ、さらにグレードアップした栄養指導の進め方を講義致します。今回も栄養指導を組み合わせて講義する理由は、何度でも繰り返し聞く事により、指導法をしっかりと身につけていただきたいためです。
医師の講義内容から、進んだ見方で栄養指導も解釈することができ、より説得力のあるしっかりとした栄養指導を行えるようになります。

◆ プ ロ グ ラ ム　　 　＊途中休憩有。内容は変更,追加される場合もあります

【第1日目】
前半：吉村
　水とナトリウム(Na)の知識
　体液生理の基礎
　水・Na代謝
　低Na血症
　高Na血症

後半：菅野 　　　　　　　　　　　　　 　
　栄養指導の基礎知識と食塩制限のコツ
-慢性腎臓病患者の指導にあたる管理栄養士が絶対に知って
　　おかねばならない知識と取り組み方
-CKD患者における食塩制限の注意点とコツ

【第2日目】
前半：吉村
　カリウム(K)、カルシウム(Ca)、リン(P)、マグネシウム(Mg)の知識
　Ｋ代謝の基本と高K血症・低K血症
　Ca・P代謝の基礎
　高・低Ca血症
　高・低P血症
　Mg代謝異常

後半：菅野
　初回および継続栄養指導の実際とカリウム制限のポイント
　-慢性腎臓病患者のやる気を起こさせ、それを継続可能とする
　　説得力のある栄養指導法の実際
　-CKD患者における効果的なカリウム制限の指導法

【第3日目】
前半：吉村
　酸塩基平衡の知識
　酸塩基平衡の基礎と異常
　血液ガスの読み方
　代謝性アシドーシスと代謝性アルカローシス

後半：菅野
　リン制限のポイントと糖尿病性腎症の栄養指導
　-CKD患者における効果的なリン制限の指導法
　-糖尿病性腎症の患者が“わかり”そして“できる”ようになる栄養指導法

【第4日目】
前半：吉村
　輸液の基礎知識
　輸液療法の基本と基本的製剤
　その他の輸液製剤
　輸液の実際

後半：菅野
　透析患者の栄養指導-透析導入期と維持期の考え方と実践
　-血液透析および腹膜透析患者の栄養指導法がすべてわかる

■申込方法
講座の詳細および、申込方法は、下記ホームページをご覧ください。
http://lifekarte.blog.fc2.com/