セミナー・勉強会・イベント詳細第6回　がん患者さんのための管理栄養士セミナー

がん病態栄養専門管理栄養士
（日本病態栄養学会・日本栄養士会 共同認定）の
資格更新のための単位（2単位）が付与されます。

管理栄養士・栄養士の皆様が日々の業務の中でがん患者さんの栄養ケアプランを適切に計画し、介入成果が患者さんやご家族にもたらされるよう知識の習得や技術を向上していただけることを目的としたセミナーです。

日　時：2019年8月31日（土）10：30～15：50 (開場10：00～)
場　所：中央大学駿河台記念館430号室
JR「御茶ノ水」駅　聖橋口から徒歩3分（「御茶ノ水」駅までは「東京」駅から2駅4分）　　　
受講料：10,800円（お弁当代含む　税込）
定　員：50名　※定員になり次第締め切らせていただきます　　


【第一講座】 　10：30～12：00　
「がん病態における検査値の読み方　～代謝・治療・病態を踏まえて（基礎編）～」

　がん患者は種々の病態で検査値の異常を来します。
がん患者の栄養管理に必要な検査値について、本セミナーでは、これらの意味および病態について解説いたします。

講師：中屋 豊　先生（徳島大学名誉教授、東都春日部病院　病院長）

＜中屋　豊先生のプロフィール＞
1973年　徳島大学医学部卒業。
徳島大学医学部第2内科で循環器内科医として、講師まで務め、1994年から栄養学の教授として、代謝、臨床栄養学を中心に研究および患者の栄養管理を行う。
徳島大学病院の初代の栄養部長を兼任。
2104年退職後は一般内科医として勤務している。
日本病態栄養学会の理事、静脈経腸栄養学会の特別会員。
昨年、世界的に権威のある栄養学の教科書（Modern Nutrition in Health and Disease）の翻訳を行い、出版(医療栄養科学大事典；西村書店)されている。

1973年　徳島大学医学部卒業
1973年　徳島大学医学部第２内科入局
1980年　徳島大学医学部第２内科助手
1983年　アメリカ合衆国インディアナ大学医学部循環器内科フェロー
1989年 徳島大学医学部第２内科講師
1990年　オーストラリア　ニュー・サウス・ウエルス大学客員助教授（循環器内科、生理薬理学教室）
1994年　徳島大学教授（医学部特殊栄養学）
2004年　徳島大学大学院教授（ヘルスバイオサイエンス研究部代謝栄養学分野）
2011年　徳島大学病院栄養部部長(併任)
2013年　徳島大学退職、徳島大学名誉教授
2014年　公立学校共済組合　四国中央病院　臨床研究センター長　
2017年　東都春日部病院　副院長
2018年　東都春日部病院　院長
現在に至る

医師免許　1972年ECFMG(米国医師)、 1973年5月（日本医師免許）、
研究分野　臨床栄養学、循環器病学、血管生物学
所属学会　循環器学会、心臓病学会、病態栄養学会、静脈経腸栄養学会、内科学会、糖尿病学会、心電学会、統合医療学会
専門医（内科認定医、循環器専門医、Fellow of the Japanese College of Cardiology「心臓病学会上級専門医」、病態栄養専門医、スポーツドクター）

昼食休憩　12：00～13：00（お弁当をご用意しています）

【第二講座】 　13：00～15：00　
「がん患者の栄養アセスメント、栄養介入、そしてカルテ記録へ　～ 管理栄養士の実践につなげる ～」

がん患者の栄養管理について、栄養アセスメント、栄養介入（食事調整や栄養食事指導など）、そして、カルテ記録まで、基礎から学び、さらに、症例検討を通して、管理栄養士としてのスキルアップを図り、明日からの実践につなげます。

講師：　須永 将広　先生（独立行政法人国立病院機構　渋川医療センター）

＜須永　将広　先生のプロフィール＞
国立病院機構の総合病院、厚生労働省（健康局、老健曲（併任）勤務を経て、
国立がん研究センター中央病院でNST専従。
平成29年より現職。がん病態専門管理栄養士、NST専門療法士、日本糖尿病療養指導士の資格を持つ。
「栄養ケアマネジメント消化器がん」などの分筆を担当。

【討議・質疑応答】 　15：15～15：50　

≪過去のセミナー参加者様のお声≫
「非常に充実した内容でした。実際の関わりを知ることができ良かったです。」
「現場での実践的な内容を聞くことができ大変有意義でした。。」
「がん専門病院ではないので、つい他の患者と同じ管理をしてしまいがちだったが、個別性を把握して管理していくことの重要性を感じました。」