セミナー・勉強会・イベント詳細これからの緩和ケア ~病院から在宅への移行を成功させるために~

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【緩和ケア】

これからの緩和ケア

~病院から在宅への移行を成功させるために~






本セミナーでは、在宅緩和ケアに焦点を当てています。



緩和ケアという言葉は、がん医療の中でよく使われるようになりました。

しかし、その狭い領域でだけで使われるものではなく、医療者にとって、

緩和ケアは極めて基本的な知識や技術の一つと言えるかも知れません。

在宅緩和ケアでは看護師の役割が極めて重要になります。

薬剤を使用した緩和医療も重要ですが、ケアとして患者さんや家族と

いかに関わるのかが、症状緩和にとって重要な意味を持ちます。



看護師が関わることで症状を緩和することができる場面は決して少なくありません。

看護の持つ力というものが再認識できる現場でもあると考えます。





プランナー・講師

鈴木央

(鈴木内科医院副院長)









1.緩和医療の現状



    鈴木央

    (鈴木内科医院副院長)

    緩和医療とは

    在宅緩和ケアと終末期ケアの関係

    何が在宅看取りを可能にするのか

    -------------------------------------------------------

    緩和医療の基本的な考え方について触れたいと思います。

さらに在宅緩和ケアの特殊性についても考えてみます。

在宅緩和ケアでは、その介入を始める時点で残された時間が

少ないことが多く、いろいろなことを同時進行的に進めなければなりません。

少ない時間の中で、関わる医療者は在宅看取りをゴールとするのか

どうかについて悩むことも少なくありません。

このような場合の基本的な考え方についても、当院の研究結果を踏まえ解説したいと思います。







2.病院から在宅へ

~在宅緩和ケアを成功させるための看護師の役割~



    鈴木央

    (鈴木内科医院副院長)

    病院医療と在宅医療

    医療連携と在宅におけるチーム間の連携

    看護師の役割

    生活をするという視点

    -------------------------------------------------------

    病院では当たり前の医療処置が、在宅では大きな問題となることもあります。

薬剤の供給体制、医療処置を誰が実行するのか、なども考慮しなければなりません。

さらに、患者さんと家族は日々の生活を送る必要があるのです。

生活を犠牲にして医療処置を続行することは不可能です。

ここには患者さんを生活者としてとらえる看護師の目が必要です。

医療と生活、そしてケアや介護をいかに共存させるのか考えてみたいと思います。



 



3.緩和ケアにおけるチーム医療



    梅田 恵

    (株式会社緩和ケアパートナーズ代表取締役/がん看護専門看護師)

    チーム医療とは

    他職種とのチーム医療

    -------------------------------------------------------

    人々の緩和ケアや終末期ケアへの期待は高まり、多死の時代、超高齢化の

時代を背景に、積極的で専門的な看護師の関わりは欠かせないものとなってきている。

緩和ケアを支える医療スタッフ同士の効果的なチームワークは不可欠である。

活動場所や学習・経験背景の異なる看護師がもっと積極的に協力・協働できることで、

さらにより質の高いケアの実現ができるよう、チーム医療における看護師の役割を考えてみたい。







昼食(当社にてお弁当をご用意いたします)



 



4.退院調整と訪問看護ステーション



    秋山正子

    (株式会社ケアーズ白十字訪問看護ステーション代表取締役/統括所長)

    訪問看護ステーションの最近の動向

    退院調整における訪問看護ステーションの役割

    訪問看護ステーションでの在宅緩和ケア

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    緩和ケアが必要な状態の患者さんと不安を抱えたご家族への退院調整は、

どのようにしていこうかと思っているうちに退院できない状態になり、

諦めてしまうことが多いのではないでしょうか? 訪問看護ステーションへ

繋ぎたいと思っても「どういうことをしてくれるのか」がわからず、なかなか

コミュニケーションが進まないこともあります。緩和ケアにおいて退院調整時から

関わる訪問看護ステーションの具体的な内容がイメージできるように、事例をもとに講義を展開します。







5.緩和ケアにおけるジレンマ



    梅田 恵

    (株式会社緩和ケアパートナーズ代表取締役/がん看護専門看護師)

    倫理的な看護実践

    アドバンスとケアプランニング

    -------------------------------------------------------

    終末期ケアに関わるとき、だんだんと意思表示ができなくなっていく患者さんを前に、

看護師は戸惑い、看護師としてどのように声をかけることができるのか?

ケアすることが適切なのか?迷い、悩み、落ち込むことも少なくないのではないだろうか。

簡単には解決できない大切な時間に添うことのジレンマを理解し解釈してみることで、

専門家としての倫理的な実践が深められるだろう。







6.質疑応答



    講師全員

    自由記入の質問用紙をお配りいたします

  • カテゴリ
    その他
  • 主催
    メディカ出版
  • 日程
    2011/09/19 (月)
  • 時間
    9:30~17:00
  • 開催地
    東京都
  • 会場

    建築会館
    〒108-0014 東京都港区芝5丁目26−20 建築会館 2F

  • 参加費

    1名 ¥17,000

  • お問合せ先

    https://www.medica.co.jp/inquiry/inquiry_form?id=4

  • ホームページ
    http://www.medica.co.jp/seminar/view?id=1444
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