セミナー・勉強会・イベント詳細食と健康を考えるシンポジウム―食のいとなみがからだをつくる心をつくる―

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第 26 回

食と健康を考えるシンポジウム


―――食のいとなみがからだをつくる心をつくる―――







食べる、眠るは子どもが一番安心して大人に身をゆだねる生活行為です。子どもの生きる力に手を添え、守るのが大人の役割り。子どもの発達や食事の持つ意味の基本的普遍性を見失わずに学びあいましょう。





【宿泊される方へ】



ホテルメッツ渋谷

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-29-17

TEL:03-3409-0011

1人1泊

シングル  12,000円

(朝食・税・サービス料込)



【スケジュール】


1日目

10:00~12:00 全体講演

「身近な食の安全と脅かされつづける食のしくみ」

13:30~16:00

分科会―各分科会に分かれます


・「おいしい」を育てる保育園の食事

バイキング給食18年の実践に基づいて



・子どもの食物アレルギー

家庭の対応から保育園での対応まで



・脳の進化で子どもが育つ

古い脳と新しい脳・よい脳を育てるには



・「じょうずに食べる」を援助する

食とコミュニケーションの発達

2日目

9:30~12:00 分科会(前日の続き)

13:30~16:00 シンポジウム


※2日目昼休憩時に保育園栄養士による「保育園給食なんでも相談交流コーナー」を開きます。






身近な食の安全と脅かされつづける食のしくみ



天笠啓祐(ジャーナリスト・市民バイオテクノロジー情報室代表)



今、身近な食の安全が脅かされています。原発事故による食品の放射能汚染は、私たちの健康・将来に底知れない不安をもたらしました。食のグローバル化、多 国籍企業による食糧戦略、環境汚染など様々な要因により輸入食品依存が高まるなかで身近な食べものが危険にさらされています。しかしその実態・本質は消費 者には見えにくくなっています。食をめぐる世界・日本の動き、食のしくみや現状、また放射性物質による食品汚染など、知っておきたい食の安全について提唱 します。





「おいしい」を育てる保育園の食事

――バイキング給食18年の実践に基づいて




小川美智子(弥生保育園栄養士)



子どもの食は、日々のいとなみのひとつです。子どもが「おなかすいたー」「おいしかったよ!」と自然に言葉を発するのは健全な姿です。保育園ではさまざま な食材がでてきて、子どもの好まないものもあります。無理に食べさせることはせず、ちょっとでも食べてみようとする気持ちを大切に、指示される食ではな く、主体的な食を育てることが望まれます。子どもの可能性を十分に引きだし、自然なかたちの楽しい食に育てている保育園の実践を学びます。離乳食について も豊富な経験をお伝えします。





子どもの食物アレルギー

――家庭の対応から保育園での対応まで




眞鍋 穰(大阪健康福祉大学教授・阪南医療生協診療所所長)



食物アレルギーの症状が、どの程度の原因食物の摂取で起きるのか、具体的に解きながら、発症のしくみを乳幼児の消化吸収と栄養の特徴から考えます。豊富な 臨床経験と食品の最新状況をもとに、おもなアレルゲンの特徴と、除去・解除の仕方のポイントを紹介します。保育所保育指針、子ども・子育て新システムで保 育所のあり方が変わろうとしているなかで、食物アレルギー児を受け入れる時の対応を考えます。また“食べれば治る”の問題点にもふれます。





脳の進化で子どもが育つ

――古い脳と新しい脳・よい脳を育てるには



成田奈緒子(文教大学教育学部教授・小児科専門医)



脳は進化上、古い脳と新しい脳に分かれます。動物としての基本的な機能を担う古い脳、高度な機能を担う新しい脳です。近年、古い脳の発達・進化がうまく いっていないために起こっていると思われる、新しい脳の機能不全が目立ってきています。「子育て」は「心育て」。「心育て」は「脳育て」。脳の発達のしく みから「よい脳」を育てるための大切なポイントまでを、子どもに起こるさまざまな心の問題も絡めて学んでいきます。





「じょうずに食べる」を援助する

――食とコミュニケーションの発達




山崎祥子(らく相談室主宰・言語聴覚士)



“噛まない”“丸飲みする”“飲み込もうとしない”・・・ 乳幼児のお口のトラブルが多くきかれます。口の構造、発達の道すじを理解し、調理、食べさせ方などの食環境は適切かなど安全に食べる支援を紹介します。食 事場面はコミュニケーション場面そのもの。何を食べるか、どれだけ食べるか、子ども自身が決定し伝えることができるよう、コミュニケーションの力をつける ことも援助していきたいものです。長年の豊富な経験から摂食機能発達にあった援助を提案します。







【お申し込みにあたって】



◆申込方法

申込用紙に参加費を添えて現金書留で下記宛てお送りください。

(当日の受付はいたしません)



◆送付先   



食べもの文化研究会

〒173-0004

東京都板橋区板橋1-35-9エムアイビル6F

TEL:03-3579-9262



◆申込締切日   



開催日1週間前必着

締め切り前でも定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。



*申込書はHPよりご確認いただけます。



    1日のみの受講でも参加費は同額(12,000円)です。代理受講は可能です。

    参加証は6月より順次お届けします。

    お弁当の販売はいたしません。近くの飲食店をご利用ください。

    保育は行ないません。

    講師の都合等により一部変更する場合もあります。

    開催1週間前に入ってからのキャンセルは半額をいただきます。欠席は理由にかかわらず全額を申し受けます。それ以外のキャンセルは手数料1,000円を差し引いてお返しいたします。



    ご記入いただいた個人情報は厳重に管理し、今後の開催のご案内、および芽ばえ社からシンポジウム関連書籍のお知らせをお届けする以外には使用いたしません。



宿泊ご希望の方へ

・満室の場合はお断りするか、他のホテルをご紹介させていただきます。お早めにお申し込みください。

・7月16日以降(東京)、7月30日以降(大阪)のキャンセルは全額キャンセル代としていただきます。



  • カテゴリ
    栄養士
  • 主催
    食べもの文化研究会 後援:株式会社芽ばえ社
  • 日程
    2011/07/23 (土) ~2011/07/24 (日)
  • 時間
    10:00~16:00
  • 開催地
    東京都
  • 会場

    フォーラムエイト
    〒150-0043
    東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル
    TEL:03-3780-0008

  • 参加費

    12,000円

    宿泊ご希望の場合は別途宿泊料

  • お問合せ先

    食べもの文化研究会
    TEL:03-3579-9262 FAX:03-3579-7854

  • ホームページ
    http://www.mebaesya.co.jp/index2.html
  • メールアドレス

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