セミナー・勉強会・イベント詳細症例から理解するローカーボ食の糖尿病治療と栄養指導
従来の糖尿病治療(低カロリー・ハイカーボ食で食後高血糖を起こし、薬で治療するやり方が中心)では、厳しい食事指導をしながら薬も増やしてもなかなか HbA1cはコントロールできません。
一方でローカーボ食(糖質制限食)は、血糖を上げる糖質を緩やかに制限するだけという、超簡単な方法で食後血糖上昇 を緩やかにし、HbA1cも良好にコントロールできる優れた方法です。
前回までの基礎的なセミナーとは違い、今回は症例検討のスライドが中心です。
60歳代男性2型糖尿病の薬物治療歴20年でHbA1c7.3~10.0で推 移、ローカーボ食・DM薬なしカロリー制限なし1カ月で6.4~6.0など、実際の症例を基に治療の推移や栄養指導を解説します。
1.ローカーボ食(糖質制限食)の基礎
1)血糖値と栄養素の基礎
(1)血糖値を上げる栄養素は糖質だけ!
(2)「ローカーボ食 vsハイカーボ食」
負荷試験の研究結果
2)ローカーボ食3つのポイント
(1)HbA1cは下がる
(2)ケトン体がエネルギーになる
(3)体重や中性脂肪値が下がる
3)ローカーボ食の医学的・社会的課題
脱落率、長期予後、癌との関連、
民間療法
2.症例で検討するローカーボ食
1)症例検討:基本的な疑問に答える
(1)タンパク・脂質の摂取で太らないか?
(2)脂質やコレステロールは?
(3)体重減少は良いことか?
2)症例検討:ローカーボ食の治療
(1)重症糖尿病(HbA1c>10)への導入
(2)導入時のDM薬の減らし方
(3)途中のDM薬の加え方
(4)すでにインスリン治療中の症例
(5)途中からのインスリン併用法
(6)DM薬やインスリンを終了した例
(7)1型糖尿病の症例
3)症例検討:糖尿病合併症とローカーボ食
(1)高脂血症の合併とスタチン
(2)高血圧の治療のコツ
(3)心筋梗塞を合併した症例
(4)網膜症の合併例
(5)糖尿病腎症2期、3期の症例
3.ローカーボ食の栄養指導
1)ローカーボ食導入は超簡単
2)計算不要! 見れば分かる食事日記
3)ローカーボ食とカロリー制限食、栄養指導はこんなに違う!
4)ローカーボ食指導のポイント!
5)6カ月ローカーボ介入の症例
(1)DM薬なしでここまで改善
(2)DM薬減量+ローカーボ食
(3)夜勤、独居などの指導方法
6)導入前後で摂取栄養素は?
- カテゴリ
- 栄養士
- 主催
- 日本ローカーボ食研究会
- 日程
- 2011/12/04 (日)
- 時間
- 10:00~16:00
- 開催地
- 愛知県
- 会場
日総研G縁ビル研修室
- 参加費
19,000円(1名につき・消費税込)
※昼食代は含まれません。昼食は各自でご用意ください。
※ご参加いただくには事前のお申し込みが必要です。
- お問合せ先
お問い合わせは名古屋デスク(nagoya@nissoken.com )
- メールアドレス
- info@low-carbo-diet.com
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