セミナー・勉強会・イベント詳細『災害対応』～きたる関東大震災を視野に入れて～

２０１１年１１月２０日にさいたま市内の大学で開催した「災害対応」のイベントにスタッフと参加しました。企画段階の参加でした。
これは災害をテーマにしたもので、２０１０年の６月の行った講演会の第２弾での企画でした。

午前中に
静岡県で開発された「避難所運営ゲーム（HUG）」というカードを利用して、
地域での小学校を利用しての避難所立ち上げからの運営を模擬体験するゲームを
グループ分かれて行いました。
ゲーム終了には、全員で各グループは発表を聞きながら、出てきた結果で問題になる点、
気になる点を講師の山崎さんと弘中さんから指摘や好評いただきました。

午後からは
午前中のゲームによる避難所運営の模擬体験をしたものを受けて　講師２名の講演がありました。

１人目の講師の弘中陽子さんからは、「避難所と福祉避難所」というテーマでの講演でした。
国が指定する避難所には３種類が存在する
　　広域避難場所・一時避難所・収容避難所
福祉避難所
　災害時に介護の必要な高齢者や障碍者、妊産婦、乳幼児、病人のうち　特別な配慮を必要とする人たちを一時受け入れてケアする施設。

２人目の講師の山崎達枝さんからは、「看護師が出来る・家族（遺族）支援とは」というテーマでの講演でした。

講師の山崎さんは　大きな災害が発生すると国内外問わずにほぼ第一陣として現場入りされる方で　災害医療のスペシャリストで福地山での列車事故・ニュージーランドでの震災、東日本大震災などの現場にも入られたそうです。

今回は　　怪我をされた方のご家族や災害で残念ながらお亡くなりになられた方のご遺族への支援の話を中心に講演されています

パネルディスカッションでは、講師の弘中さん、山崎さん、会場である大学の講師の先生、救急隊をされる方がパネラーでした

また　休憩時間には　非常用保存食品として発売されいる商品の展示と試食も行いました。

今回の企画は　栄養士からの目線のものではないですが、知っておいて損はない内容でした。
また、看護師という立場からのお話でしたで　無い方が良いことですが、現場へ支援対応活動へ入ることができた場合には　他職連携を図るいう面からも勉強になりました。

参考；

主催：人間総合科学大学同窓会関東支部ＨＰからの開催のレポート
http://kantou-uhas.sakura.ne.jp/librarys/library_2011saigai.html

静岡県の避難所ＨＵＧ紹介のＨＰです
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/seibu/hug/