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医師及びメディカルスタッフのための第28回糖尿病セミナー



メインテーマ「見落とすな! 糖尿病患者の癌」

 

近年、久山町研究等で明らかなように、糖尿病に癌の併発が多いことが知られるようになりました。

外来通院患者の癌への罹患は、日常経験することであります。また原因不明の血糖コントロール悪化に

膵癌が隠れていたり、HbA1cの低下が胃癌、大腸癌の消化管出血によることもあります。



そこで今回「糖尿病と癌」をテーマに内科、疫学の立場から、国立国際医療研究センターの野田光彦先生に、

外科の立場から膵癌を中心に横浜市立大学大学院の遠藤格先生に講演していただき、

セミナープランナーからは症例を提示してパネルディスカッションをしたいと思います。

皆様の参加をお待ちしています。





特別講演1

テーマ「糖尿病、糖尿病治療とがんリスク」

演者:野田光彦 氏(国立国際医療研究センター病院 糖尿病・代謝症候群診療部長)




我々が既に報告しているように、近年、糖尿病患者においてがん発症やがん死が増加していることが明らかにされている。本講演では、がんと糖尿病の疫学についてコホート研究等の結果に基づき整理し、また糖尿病治療との関係についても述べる。

特別講演2

テーマ「外科医からみた糖尿病(仮)」


演者:遠藤 格 氏(横浜市立大学大学院 消化器・腫瘍外科学講座 主任教授)


糖尿病を合併する患者の手術が難しいことは良く知られた事実です。術前・術中の血糖管理だけではなく、各種の術後合併症の発生を念頭においた管理が必要と なります。また最近では肝臓がんや膵がんの発生と糖尿病が密接にリンクしていることも明らかになってきました。本講演では、外科医と糖尿病の関わりについ て総論・各論の両面から述べたいと思います。



症例検討/総合討論


テーマ(1)「血糖悪化を契機にして発見された膵癌の一例」

演者:調 進一郎 氏(H.E.Cサイエンスクリニック 副院長/糖尿病肥満治療研究所 所長)


血糖コントロール悪化のため紹介を受けた2型糖尿病の患者。生活の乱れなど血糖悪化の原因が不明のため精査したところ、早期膵癌がみつかった。本症例を通して、糖尿病と膵癌の関連についてレビューする。

テーマ(2)「尿検査が教えてくれるもの」

演者:金森 晃 氏(かなもり内科 院長)


尿検査からは糖、蛋白(アルブミン)のみならず多くの情報が得られる。尿潜血陽性を端緒に膀胱がんと診断された糖尿病患者を提示する。無侵襲、簡便、短時間かつ廉価な尿検査は糖尿病患者の泌尿器系がんのスクリーニングにも活用したい。

テーマ(3)「当院糖尿病専門外来10年間での悪性腫瘍」

演者:武田 浩 氏(武田クリニック 院長)


2001年糖尿病専門外来の中で、当院では原則として、年1回便鮮血、腹部超音波、胸部レントゲン検査を施行し、悪性疾患の見落としの無いよう診療を継続しています。その中での早期発見例、また早期発見に至らなかった症例を報告いたします。

 




定員:1,000名(定員になり次第、申し込みを締め切らせていただきます。)

 

申込方法:下記をご覧ください。


第28回糖尿病セミナー 参加申込書(PDF)



共催:ノボノルディスク ファーマ株式会社

  • カテゴリ
    栄養士
  • 主催
    神奈川県保険医協会
  • 日程
    2012/02/11 (土)
  • 時間
    12:00~15:40(受付開始11:00)
  • 開催地
    神奈川県
  • 会場

    新都市ホール
    横浜市西区高島2-18-1 横浜新都市ビル(そごう)9F
    横浜駅下車徒歩5分 JR(東海道本線・横須賀線・京浜東北線・横浜線)

  • 参加費

    事前振込 3,000円(当日申込4,000円)
    (資料代込み。お振込後のご返金は出来ません。)

  • お問合せ先

    神奈川県保険医協会(担当渡辺)
    〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2-23-2 TSプラザビルディング2階
    神奈川県保険医協会 担当:渡辺  
    電話 045-313-2111  FAX 045-313-2113

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    http://www.hoken-i.co.jp/event/doctor/post_308.html
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