セミナー・勉強会・イベント詳細ジェネリック医薬品市民公開シンポジウム

皆様すでにご存知かもしれませんが、国は「税と社会保障の一体改革」という観点から、

年金、医療費、介護・福祉の見直しを議論しています。

特に、平成21年度の国民医療費は前年度比３．４％増の３６兆６７億円となり、

３年連続の増加で過去最高を更新しています。

この様な国民医療費を抑制する目的で、厚生労働省は平成24年度までに

ジェネリック薬品の数量シェア（占有率）を30％以上にする数値目標をたてましたが、

達成は厳しい状況にあります。そこで、皆様がジェネリック医薬品を理解し、

安心・安全に使用するために、ジェネリック医薬品に対する疑問やご意見をお伺いする

市民公開講座（Ⅲ）を昨年度に引き続き、開催させていただくこととなりました。

今回は、皆様と実際の問題点をじっくり検討させていただきたいと討論の時間をとっております。

年度末の土曜日、お忙しいこととは存じますが、皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。

 

テーマ：「ジェネリック医薬品をもっと身近に安心に　―あなたの疑問全て解決します―」



・教育講演　　

名古屋記念病院　副院長　武内有城　先生

「ジェネリック医薬品の安全性と透明性は？

―ジェネリック医薬品を上手に利用するコツと注意点―」 　15分　

・特別講演

健康保険組合連合会, 理事　髙智　英太郎 先生

「健保組合におけるジェネリック医薬品使用促進に向けた取り組みと課題　

―国際比較研究の視点に基づく若干の考察をまじえて―」　 45分

　　　　　　　　　      休憩：10分

 ・シンポジウム　　　　　                                   50分　　

司会進行：名城大学薬学部　医薬品情報学教授　後藤伸之　先生

　　　　　　　　名古屋記念病院　薬剤部長　　　　　河合　優　先生