セミナー・勉強会・イベント詳細骨のある選手の育て方〜指導者・保護者の関わり方を考える
講師:麻見直美先生(おみなおみ/筑波大学体育系准教授/運動栄養学)
http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/~ominaomi/
→筑波大学体育科学系運動栄養学 麻見研究室HP
※すべては、私(弊会プロジェクトマネージャー:伊藤)が学生トレーナーとして関わっていた高校サッカー部に対して、「食」を切り口として何か手を打たなければならないと思い、麻見先生の研究室を訪ねたことが始まりです。
トレーナーとして毎日選手に関わる私は、「管理主義」が必ずしも選手の変化に繋がらないことを感じ、彼らとの関わり方において試行錯誤をしているところでした。チームとして、「食」における当時の取り組みは、補食の導入やプロテインサプリメントの紹介をしていましたが、本質的な改善が見込めず、どうしたらいいものかと壁にぶつかっていました。
そんな折にふと学内で目にした「栄養相談コーナー」の掲示から、麻見先生の研究室を訪ねました。事情を説明した私に対して、麻見先生は、当時開発中だった「スポーツ選手が自らで自らの食生活を評価するチェック票」を紹介してくださいました。「これまでは専門家による客観評価をするツールが主流だったけれども、これからは選手自らが評価をしていく必要があるのでは?」との言葉に、当時の私が試行錯誤している中での一筋の光が射したような感じを覚えました。
その成果は、以後8年間にわたり、計500講習以上を通して、全国40チーム延べ2万人を超える選手の変化が物語っています。
誤解を与えないためにあえて加えますが、決してこのチェック票が選手の問題を改善しているわけではありません。問題を改善しているのは、選手自らの力に過ぎません。ただ、その過程でどれだけの支えになっているかは計りしれません。
「自らが評価をする必要性」
ここを見いだされた麻見先生の発想が何よりも価値があります。
そんな麻見先生に、時を経て講演をいただく機会を設けることができました。ご自身も子育てを通して改めて実感されているという「関わり方」についてをテーマにお願いしました。
当時の私が悩んだように、選手自らが評価をし行動を変えるためには、選手の身近にいる人間、つまり指導者や保護者の関わり方が大きな影響を与えます。
どんな子ども(選手)も、いずれ独り立ちする存在です。
その時のためにも、
「骨」のある選手を育てる
ともに考えませんか??
たくさんの指導者・保護者のご参加をお待ちしています!
- カテゴリ
- 一般
- 主催
- NPO法人スポーツ指導者支援協会
- 日程
- 2014/08/09 (土)
- 時間
- 13:00-14:45
- 開催地
- 愛知県
- 会場
豊田市民文化会館 展示室A
- 参加費
無料
- お問合せ先
NPO法人スポーツ指導者支援協会
- メールアドレス
- pleasure@sportif-support.net
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